【妊婦】お肉をたくさん食べない人の貧血対策

　今までの血液検査で全て「重度の貧血です」と言われている妻@7ヵ月です。正直、貧血なのはつわりで食べられない時期だけだと思っていました…ところが、妊婦中期の血液検査でも数値は改善されず。

　処方された、鉄剤（曲者！）との向き合い方や、「働いているし、食欲がなくて朝ごはんがあんまり食べられない」という人や、お肉がめちゃめちゃ好きなわけではない人に、鉄分が摂りやすい食材・グッズをまとめてみました。

まずは妊婦の貧血の危なさを知ろう

　妊娠中は血流の量が増え、血が薄められる感じになるのだと助産師さんから説明を受けていました。赤ちゃんに優先して栄養がいくとはいえ、重度の貧血の場合はもしかすると、赤ちゃんにも苦しい思いをさせているかもしれませんよね(;o;)

　さらに、貧血は治らないまま出産を迎えると、大変なことになるそうです。出産時に大量出血を引き起こしたり、輸血が必要になったり、産後の回復や母乳の出が悪くなる可能性があることがわかっています。

　妊娠が原因で貧血になった方は貧血を自覚できるようですが、妊娠前から貧血の方はその状態に慣れてしまっており、かなり悪化するまで自覚できないことがあるそうです。私も妊娠前は正常値といえど限りなく下限に近い数値だったためか、自覚症状ナシでした。

　貧血の自覚症状だけでなく、妊娠中の血液検査で貧血を示すヘモグロビンの値を確認し、自分が11g/dl未満の貧血になっていないか意識することが大切です！

お肉で摂れるのが一番いいけれど…

　鉄分にはヘム鉄と非ヘム鉄があり、ヘム鉄は非ヘム鉄より体内に吸収されやすいので積極的に摂りたいものです。ヘム鉄が多い食品は肉や魚などの動物性たんぱく質で、レバー、牛肉、牡蠣、いわし、卵黄、あさりなどです。

　例え非ヘム鉄であっても、鉄分の吸収を促すビタミンCやたんぱく質と一緒に摂ると、鉄分を効果的に吸収することができるそうです！非ヘム鉄を多く含むのはひじきやほうれん草、納豆などの大豆製品になります。

　このように鉄分を摂るときは、たんぱく質を多く含む肉や魚、ビタミンＣを多く含むレモンや果汁ジュースを一緒に上手く取り入れると良さそうです。ただ、特に非ヘム鉄を摂るときは、コーヒーや緑茶に含まれる「タンニン」と一緒に摂ってしまうと吸収を阻害してしまうそうです。食事中でも、タンニンを含まないノンカフェインのものを飲むとよいですね。ハーブティーを飲むとき、ネトルが入ったものは鉄分やビタミンＣを多く含んでいるのでおすすめなんだそうです。